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2020年の中国 「新常態」がもたらす変化と事業機会

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-492-44427-6
4-492-44427-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 288P 19cm

商品内容

要旨

現地コンサルタントが中国の市場・企業・消費の変化を徹底分析。「新常態」下での日本企業の新たなチャンスとは―。今後の中国ビジネスのポイントは、「地方市場の底上げと市場ニーズの同質化」、「中国式創新企業との協業と競争」の2点。最前線の動向を踏まえ、日本企業のビジネスチャンスと新戦略を考える。

目次

序章 新常態における事業機会
第1章 中国の社会・経済展望
第2章 新常態下の産業発展戦略
第3章 新常態下の中国企業とイノベーション
第4章 価値転換が進む消費市場
第5章 新常態と日本企業

おすすめコメント

中国の経済社会は、「新常態」という新たな発展段階に入った。この変化は日本企業にとってどのような意味を持つのか。中国では地方経済の底上げが進み、インターネットや交通網の整備を背景に地域の情報格差が縮小して、市場の「同質化」が進んでいる。産業界では消費者ニーズに機敏に応え、海外とのネットワークを活かして研究開発に取り組む創新(イノベーション)企業が続々と生まれている。日本企業はそれらとどう闘い、また協業していくのか。現地コンサルタントが市場・企業・消費の変化を徹底分析し、日本企業の新たな戦略軸を提示する。

著者紹介

此本 臣吾 (コノモト シンゴ)  
1985年東京大学大学院工学系研究科機械工学科修了。同年、(株)野村総合研究所入社。グローバル製造業の戦略コンサルティングに従事。1994年台北事務所長(1995年同支店長)、2000年産業コンサルティング部長、2004年執行役員コンサルティング第三事業本部長、2010年常務執行役員コンサルティング事業本部長、2013年常務執行役員コンサルティング事業担当、2015年から、代表取締役専務執行役員ビジネス部門担当。専門は、グローバル経営戦略、アジアの産業政策
松野 豊 (マツノ ヒロシ)  
1981年京都大学大学院工学研究科衛生工学科修了。同年、(株)野村総合研究所入社。環境問題、企業の技術戦略・経営システムのコンサルティングに従事。1999年経営情報コンサルティング部長、2002年野村総研(上海)諮詢有限公司設立、董事・総経理、2005年コンサルティングプロジェクト総括部長、2007年から、清華大学・野村総研中国研究センター理事・副センター長。専門は、中国の産業政策、事業戦略、環境問題
川嶋 一郎 (カワシマ イチロウ)  
1987年早稲田大学第一文学部社会学専修卒業。1991年台湾淡江大学法学修士。1992年(株)野村総合研究所入社。台湾にて政府の投資誘致、日本企業の事業戦略プロジェクトなどに従事。2000年台北支店長。2011年から中国に駐在し、野村総研(上海)諮詢有限公司副総経理・駐北京代表。2014年から、同社董事・総経理。専門は投資誘致政策、中国事業戦略(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)