• 本

統計学を拓いた異才たち 経験則から科学へ進展した一世紀

日経ビジネス人文庫 さ12−1

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-532-19539-7
4-532-19539-X
税込価格 1,257円
頁数・縦 504P 15cm

商品内容

要旨

ギネスビールの社員が開発した酵母の増殖数の驚くべき検定法、死に至る“最適”な毒の量、ドイツ軍の暗号を解読した天才―。数と確率にまつわる29の統計学史上のエピソードを物語風に綴った、肩の凝らないサイエンス読み物。

目次

紅茶の違いのわかる婦人
歪んだ分布
かの親愛なるゴセット氏
厩肥の山を調べ上げる
「収量変動の研究」
「百年に一度の洪水」
フィッシャーの勝利
死に至る分量
ベル型曲線
当てはまりのよさを検定すること〔ほか〕

おすすめコメント

ピアソンとフィッシャーという統計学史上の二大巨頭を中心に華々しく繰り広げられる才人たちの知恵比べ――複雑な数式や記号を一切使わずに統計学のエッセンスを理解できます。

著者紹介

サルツブルグ,デイヴィッド (サルツブルグ,デイヴィッド)   Salsburg,David S.
1931年生まれ。1966年コネチカット大学統計学科博士課程修了(Ph.D. in Statistics)。1968年米ファイザー社(Pfizer)に就職、同社中央研究所上級研究員を経て1994年同社退職。現在、統計コンサルタント
竹内 惠行 (タケウチ ヨシユキ)  
1962年生まれ。1986年横浜国立大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)。1989年東京大学大学院経済学研究科統計学専攻第二種博士課程単位取得退学。福島大学経済学部助教授を経て、大阪大学大学院経済学研究科准教授
熊谷 悦生 (クマガイ エツオ)  
1965年生まれ。1992年大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了(工学修士)。1995年大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程単位取得退学。1997年博士(理学)(大阪大学)。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)