• 本

おばけずき 鏡花怪異小品集

平凡社ライブラリー 764

出版社名 平凡社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-582-76764-3
4-582-76764-8
税込価格 1,540円
頁数・縦 367P 16cm

商品内容

要旨

「泉のやつ、またはじまった」と仲間にいわれるほど無類のおばけずき。長短篇小説や戯曲で名高い鏡花だが、一方で怪異にまつわる小品群もまた格別に味わい深い。小説をはじめ、随筆・紀行、創作とも実話ともつかない逸品まで、喜々として異界に遊ぶ鏡花文学の知られざる真髄を編む。

目次

1 序篇(おばけずきのいわれ少々と処女作)
2 小説篇(夜釣
通い路

五本松
怪談女の輪
傘)
3 随筆篇(露宿
十六夜
間引菜
くさびら
春着
雛がたり
城崎を憶う
木菟俗見)
4 百物語篇(黒壁
妖怪年代記
百物語
百物語(「雑句帖」より)
赤インキ物語
春狐談
『新選怪談集』序
『怪談会』序
一寸怪
妖怪画展覧会告条
除虫菊―「身延の鶯」より)
5 談話篇(柳のおりゅうに就て
たそがれの味
怪異と表現法
事実と着想
旧文学と怪談
古典趣味の行事―「七夕祭と盆の印象」)

著者紹介

泉 鏡花 (イズミ キョウカ)  
1873年、石川県金沢市生まれ。本名鏡太郎。真愛学校(のち北陸英和学校と改称)に学んだ後、小説家を志して1890年に上京、1年余の放浪を経て尾崎紅葉に師事する。1895年、『夜行巡査』が出世作となり、『高野聖』などで熱狂的な読者を持つ人気作家に
東 雅夫 (ヒガシ マサオ)  
1958年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学文学部卒業。「幻想文学」編集長を経て、怪奇幻想文学の評論家、アンソロジストに。現在「幽」編集長。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞評論その他部門受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)