殺人に至る「病」 精神科医の臨床報告
ベスト新書 581
出版社名 | ベストセラーズ |
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出版年月 | 2018年6月 |
ISBNコード |
978-4-584-12581-6
(4-584-12581-3) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 223P 18cm |
商品内容
要旨 |
精神科医である著者は、「狂気と正常の間に、厳密な境界線は存在しない」と語る。その濃淡の領域にいる人間が、陰惨な事件の実行犯となるとき、心の中では何が起きているのか?多くの友人から慕われた東大生が、サリンを撒き集団殺戮の実行犯となったり、ひょうきんだった子供が精神病に罹患し、幻聴の末近所の人を刺殺した事件の真相をドキュメントで追う。さらに、精神鑑定にたずさわる著者が分析する、通り魔となった知的障害者の責任能力とは。一見普通の人が残酷な事件を起こす不気味さに迫り、悪とは何かを考察する。 |
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目次 |
第1章 不寛容という悪(悪とは何か |
おすすめコメント
社会に溶け込める一見普通の人が、大それた事件を起こすのはなぜか。『発達障害』で16万部の精神科医・岩波明がサイコパスやカルト宗教殺人犯、集団リンチ事件を例に、悪とは何かを問う。