アジア遊学 170
東アジアの音楽文化 物語と交流と
- 原豊二/編 劉暁峰/編
出版社名 | 勉誠社 |
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出版年月 | 2014年1月 |
ISBNコード |
978-4-585-22636-9
(4-585-22636-2) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 260P 21cm |
シリーズ名 | アジア遊学 |
商品内容
要旨 |
中国音楽が日本などの周辺諸国に大きな影響を及ぼしてきたことは贅言を要さない。しかし我々の中国音楽への理解は極めて典型化されたものであり、換言すれば、それは中国音楽の一面に過ぎなかった。中国音楽が日本文学にもたらした複雑な文化的、歴史的、制度的なプロセスや、音楽家・文学者双方の意図から生ずる「再創造」の営みを検討するとともに、『うつほ物語』などの王朝物語に見える、当時の人々の交流や信仰などとも関わり合う、東アジアの音楽文化の様相を考察する。 |
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目次 |
1 音楽物語としての『うつほ物語』(『うつほ物語』の音楽―音楽故事の影響を考える |