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エクストリーム・エコノミー 大変革の時代に生きる経済、死ぬ経済

出版社名 ハーパーコリンズ・ジャパン
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-596-55159-7
4-596-55159-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 519P 21cm

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要旨

コロナ禍では世界中の人々が、疫病の脅威にさらされるだけでなく、さまざまな行動の自由を奪われるといった一種の「極限」状態に陥った。同様に、過去、あるいは現在も、被災、超高齢化、格差拡大などで極限状態になった社会がある。その中で、人々はどのように経済活動を維持していけばいいのだろうか。本書は、世界の9カ所の「極限」社会にスポットを当て、それらの場所で、どのような新しい経済活動が行われているのか、を分析している。取り上げられている事例は、インドネシア・アチェの災害復興経済、米国ルイジアナ州立刑務所の非公式の地下経済、超高齢社会の最前線にいる日本の秋田など。今回のダイジェストで紹介するルイジアナ州立刑務所、通称「アンゴラ」では、現金が使えない中、さまざまなものが「通貨」となり、究極的にはプリペイドカードの“裏技”を用いた非公式経済が登場している。著者は、ロンドンを拠点に活動する経済学者。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのフェロー。英国財務省経済諮問委員会の顧問、イングランド銀行のエコノミスト兼スピーチライター、エコノミスト誌の編集者を歴任した。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2020年11月13日]

商品内容

要旨

エストニア(超IT社会)、日本(超高齢社会)、チリ(超格差社会)、アメリカ(通貨なき刑務所経済)、ザータリ難民キャンプ(拡大する非公式市場)他、世界9か国の“極限市場”を徹底取材!

目次

極限の場所の経済
第1部 サバイバル 再生の経済(アチェ
ザータリ
ルイジアナ)
第2部 ロスト&エラー 失敗の経済(ダリエン
キンシャサ
グラスゴー)
第3部 フューチャー 未来の経済(秋田
タリン
サンティアゴ)
未来に向けて

出版社・メーカーコメント

世界9カ国の“極限市場”を徹底取材!経済成長は、意外な姿で表れる――

著者紹介

デイヴィス,リチャード (デイヴィス,リチャード)   Davies,Richard
ロンドンを拠点に活動する経済学者。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのフェロー。英国財務省経済諮問委員会の顧問、イングランド銀行のエコノミスト兼スピーチライター、エコノミスト誌の編集者を歴任。ガーディアン紙、タイムズ紙への寄稿をはじめ、数々の研究論文の著者であり、世界中の大学の経済学の教師や学生にオープンアクセスのリソースを提供する慈善団体COREの創設にも携わる。『エクストリーム・エコノミー』はフィナンシャル・タイムズ(FT)紙とマッキンゼーが選ぶ2019年度のベスト・ビジネス書にノミネートされた
依田 光江 (ヨダ ミツエ)  
お茶の水女子大学卒。外資系IT企業勤務を経て翻訳の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)