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クリミナル・イノベーション 天才プログラマーが築いた新時代の犯罪帝国

出版社名 ハーパーコリンズ・ジャパン
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-596-55161-0
4-596-55161-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 485P 図版16P 19cm

商品内容

要旨

サイバー技術の天才から国際的犯罪組織の王へ―麻薬・小型兵器・ミサイル技術・暗殺をオンラインで販売。凶悪犯罪に技術革新をもたらした冷酷な殺人者の正体と、DEAによる逮捕劇に迫る、衝撃ノンフィクション!

目次

悪意の演者
二〇一三年九月二十五日
マーフィーの法則
ローデシアの男
黒い雲
魔法!
見えない街
パックマンとアイアンマン
「誕生日をはるかに超えて」
目くらまし
「飛行機には乗りたくない」
一日女王
チェスの駒を全部ひとつの盤に
ランボー狩り
忍者の仕事
人を焼き尽くす力

出版社・メーカーコメント

「ポール・ル・ルー」。彼は、ジェフ・ベゾスやイーロン・マスクのように起業家精神をもち、組織犯罪に技術革新を起こした人物。主義主張もファミリーもなく、カネだけのために、一台のパソコンからグレーな医薬品販売サービスをスタートアップ。オンライン・カジノサービスを生み出し、アメリカやヨーロッパはもちろんアフリカ・北朝鮮・イラン・中国で小型兵器・ミサイル技術・覚醒剤を売買する闇のネットワークを作り上げた。本書は、一介のプログラマーからわずか数年で国際的武器密売ネットワークの長へと昇りつめた希代の犯罪者、ポール・ル・ルーの全貌を明かし、DEA(アメリカ麻薬取締局)による逮捕までを描いたノンフィクション。

著者紹介

シャノン,エレイン (シャノン,エレイン)   Shannon,Elaine
『タイム』誌や『ニューズウィーク』誌のベテラン特派員。著書であるNYタイムズ・ベストセラー『Desperados:Latin Drug Lords,U.S.Lawmen,and the War America Can’t Win(ならず者たち:ラテン社会の麻薬王、合衆国当局、アメリカが勝てない戦争)』は、マイケル・マン製作のNBC局テレビシリーズ『ドラッグ・ウォーズ/麻薬戦争』(エミー賞受賞)と、続編『DEA/コロンビア麻薬戦争』(エミー賞ノミネート)の原作となった。調査記者として高い評価を得ており、当局や情報機関からの信頼も厚く、テロリズム、組織犯罪、スパイ活動の専門家として活動している。ワシントンDC在住
棚橋 志行 (タナハシ シコウ)  
1960年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。出版社勤務を経て、英米語翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)