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おもかげ

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-620-10832-2
4-620-10832-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 377P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • おもかげ

    浅田文学に新たに最高傑作が生まれた。昭和のにおいを存分に漂わせながら、静かにストーリーが流れていく。地下鉄が人々を結び、現実と夢のはざまを行きつ戻りつしながら、ひとの思いが交錯する。家族とは夫婦とは、親子とは、社会とは、サラリーマンとは...。さまざまな関わりを浅田次郎のペンが文字に書きおこされている気がする。現代文学の名工を代表する作品となるでしょう。

    (2018年1月13日)

商品内容

要旨

浅田文学の新たなる傑作、誕生―。定年の日に倒れた男の“幸福”とは。心揺さぶる、愛と真実の物語。

おすすめコメント

幸福だった、とあなたは言えますか?地下鉄の暗闇に灯る、戦後日本を生き抜いた男の過去。名手が粋を尽くした心揺さぶる<奇蹟>の物語。

著者紹介

浅田 次郎 (アサダ ジロウ)  
1951年東京都生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞。以降、1997年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で大佛次郎賞を、それぞれ受賞。2015年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)