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安倍・清原氏の巨大城柵 鳥海柵跡・大鳥井山遺跡

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-642-08420-8
4-642-08420-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 295P 21cm

商品内容

要旨

奥州藤原氏登場以前、奥羽北部の支配を担った安倍・清原両氏。その居館である鳥海柵跡・大鳥井山遺跡など、巨大城柵の全体像を考古学的成果から解明。在地豪族である両氏の台頭を描き、東北の古代から中世への転換期に迫る。

目次

序論 安倍・清原氏と前九年・後三年合戦
1 安倍氏(陸奥国の奥六郡と安倍氏
安倍氏と前九年合戦
『陸奥話記』と安倍氏一二柵
鳥海柵とは何か
鳥海柵跡を歩く)
2 清原氏(出羽国山北三郡と清原氏の登場
出羽国山北三郡清原氏と陸奥国奥六郡清原氏
出羽国北半の城
清原宗家の本拠地大鳥井山遺跡
金沢柵と沼柵の解明に向けて
清原氏の城の意義
大鳥井山遺跡を歩く)

出版社・メーカーコメント

奥州藤原氏の平泉開府前、奥羽北部の支配は在地豪族の安倍・清原両氏によって担われた。それぞれの居館である鳥海(とのみの)柵(さく)跡・大鳥井山(おおとりいやま)遺跡を中心に、巨大城柵の全体像を最新考古学の成果を駆使して解き明かす。安倍氏の台頭から、前九年合戦による清原氏への覇権交替、そして後三年合戦へといたる歴史的展開を辿り、東北の古代から中世への転換期に迫る。

著者紹介

樋口 知志 (ヒグチ トモジ)  
1959年、東京都に生まれる。現在、岩手大学人文社会科学部教授、博士(文学)
浅利 英克 (アサリ ヒデカツ)  
1972年、岩手県に生まれる。現在、金ケ崎町役場課長補佐
島田 祐悦 (シマダ ユウエツ)  
1972年、秋田県に生まれる。現在、横手市教育委員会課長代理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)