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南太平洋の伝統医療とむきあう マラリア対策の現場から

フィールドワーク選書 20

出版社名 臨川書店
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-653-04250-1
4-653-04250-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 213P 19cm

商品内容

要旨

ヴァヌアツ共和国で蚊帳を配り歩くなかで気づいたこと。国際協力から文化人類学へ―人々の病気観と治療法の選び方を探る。

目次

第1章 ヴァヌアツへ(青天の霹靂
ポートヴィラ到着
ユニークな国 ほか)
第2章 マラリア対策に携わる(マラリア対策講
隊員活動
単純作業 ほか)
第3章 フィールドワークことはじめ(プロジェクトの問題
病名語彙調査
災因調査 ほか)
第4章 村に移り住む(次の機会
事前準備
イタクマ村へ ほか)
第5章 伝統医療の位置づけ(カヴァ
情報収集の場
伝統医療でしか治せない病気 ほか)
第6章 村で暮らす(命の水
村と街の深いつながり
淡白な食事 ほか)
第7章 世界のなかの伝統医療(秘密の知識
デング熱の治療法
情報源探し ほか)

出版社
商品紹介

フィールドワークのおもしろさを伝える「フィールドワーク選書」。第20巻は、病へのまなざしと医療利用の在り方を探る。

著者紹介

白川 千尋 (シラカワ チヒロ)  
1967年東京都生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科地域文化学専攻修了。博士(文学)。大阪大学大学院人間科学研究科准教授。専門は文化人類学。呪術と科学の関係、国際協力と文化人類学の関係などをテーマに研究を行う一方、国際医療協力の実践的活動にも関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)