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日記で読む日本史 12

物語がつくった驕れる平家 貴族日記にみる平家の実像

出版社名 臨川書店
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-653-04352-2
4-653-04352-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 207P 20cm
シリーズ名 日記で読む日本史

商品内容

要旨

一時は権勢を誇りながら、驕り高ぶり、遂には滅びた一族「平家」。長らく受け入れられてきたこれらの平家像は多分に『平家物語』の影響によるものだった。『玉葉』『小右記』などの貴族日記を丹念に読み解き『平家物語』と比較することで、物語がつくりだした平家像を浮かびあがらせ、従来の解釈とは異なる彼らの実像に迫る!

目次

序章 史料としての平安貴族「日記」
第1章 「平家に非ざれば人に非ず」
第2章 禿童―貴族の情報戦略
第3章 殿下乗合事件―平重盛の名誉回復
第4章 兄弟による左右大将独占
第5章 安元白山事件

著者紹介

曽我 良成 (ソガ ヨシナリ)  
1955年、愛知県豊橋市に生まれる。広島大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。河合塾広島校・福岡校講師、名古屋学院大学経済学部・人間健康学部・リハビリテーション学部教授を経て、名古屋学院大学国際文化学部教授。修士(文学。広島大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)