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日記で読む日本史 13

日記に魅入られた人々 王朝貴族と中世公家

出版社名 臨川書店
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-653-04353-9
4-653-04353-1
税込価格 3,080円
頁数・縦 206P 20cm
シリーズ名 日記で読む日本史

商品内容

要旨

院政期から戦国時代まで―いつの時代も一生懸命生きていた人々がいて、面白い人物がたくさん蠢いていた!栄華が過去のものになりつつある時にも、決してあきらめず前向きに、押し寄せる時代の波に順応しながらたくましく生きていた個性豊かな貴族・公家たちの姿を、中世日記研究の第一人者がわかりやすく説き明かす。

目次

第1章 人生を仕上げた男―藤原宗忠『中右記』
第2章 日記の中のジキルとハイド―藤原頼長『台記』
第3章 父と姉と娘と息子―藤原定家『明月記』
第4章 経光くんの恋―藤原経光『民経記』
第5章 やさしい宮様(中世の夫婦善哉日記)―貞成親王『看聞日記』
第6章 戦国の「渡る世間…」―三条西実隆『実隆公記』
第7章 言継さんの診察カルテ―山科言継『言継卿記』
第8章 天皇様を支えます!!―戦国の禁裏女房たち『御湯殿上日記』

著者紹介

松薗 斉 (マツゾノ ヒトシ)  
1958年東京都生。九州大学文学研究科博士後期課程満期修了退学、博士(文学)。愛知学院大学文学部教授。日本古代・中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)