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藤沢周平が描ききれなかった歴史 『義民が駆ける』を読む

出版社名 柏書房
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-7601-3248-5
4-7601-3248-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 214P 20cm

商品内容

要旨

「ありもしないことを書き綴っていると、たまに本当にあったことを書きたくなる」と語った藤沢周平氏の長編歴史小説を、歴史学者が知の限りを尽くして追求する。

目次

序 藤沢周平の歴史小説
1 『義民が駆ける』の筋書きと若干の問題
2 川越藩から庄内藩を見ると
3 三方国替えの真の狙いを考える
4 事後談―騒動の傷あと・忠邦の怨念
5 庄内藩の地名・役職名を知ろう
6 主人公は義民の群れ

出版社
商品紹介

藤沢周平のエッセンスがつまった歴史小説『義民が駆ける』を近世史家が読むと…。1次史料からより藤沢周平の世界が楽しめる1冊。

著者紹介

青木 美智男 (アオキ ミチオ)  
1936年、福島県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。日本福祉大学教授、専修大学教授を経て、専修大学史編集主幹。専門は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)