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日本の城郭 築城者の野望

ヴィジュアル新発見

出版社名 柏書房
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-7601-3392-5
4-7601-3392-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 293P 21cm

商品内容

要旨

加藤清正、藤堂高虎、堀尾吉晴、加藤嘉明ら戦国大名たちは、どのような目的で城を築いたのか…。近世城郭の築城者との関係を軸に、考察。

目次

弘前城―(青森県)東北地方で最も京に通じた男・津軽為信渾身の力作
盛岡城―(岩手県)高石垣の反りと孕みは南部一族のプライドの賜物
久保田城―(秋田県)実戦重視のダブル大手に秘める佐竹義宣の気概と戦略
白石城―(宮城県)伊達政宗を支えた名将・片倉小十郎の実力
山形城―(山形県)狂気の血を噴出させた清和源氏末裔・最上義光の名城
白河城―(福島県)安土城普請奉行の家柄を誇る丹羽家が築いた城郭
金山城―(群馬県)山頂部分を膨大な石垣と石畳が覆う新田義貞ゆかりの山城
宇都宮城―(栃木県)甦りつつある本多正純築城の幻の巨大城郭
土浦城―(茨城県)霞ヶ浦に繋がる豊富な水が五重の堀を廻らせた亀の城
大多喜城―(千葉県)本多忠勝築城の房総半島おさえの堅城〔ほか〕

おすすめコメント

日本が世界に誇る大建築・城郭。史上を彩った様々な人物とその思想とを密接に絡め合わせながら、独自の斬新な観点から叙述した、まったくニュータイプの城郭入門書が誕生! お城の見方が完全に180度変わる。

出版社・メーカーコメント

城に投影された成りあがり者たちの人格・生き様・美意識を探る、新シリーズ「日本の城郭」。第1弾では、城の作り手となった権力者たちに焦点をあて、彼らが巨大建築に込めた戦略的なヴィジョンや美的なこだわりを、オールカラーの図版とともに徹底解説! 「家康の人格がそのまま投影された近世城郭の最大傑作」、「西郷軍による砲撃でも落城しなかった総石垣の大要塞」など、全国の名城を戦国大名たちのエピソードとともに描き出す、まったく新しい城郭入門書。

著者紹介

西野 博道 (ニシノ ヒロミチ)  
1960年東京生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。現在、明治大学、千葉工業大学、早稲田大学エクステンションセンターほか講師。埼玉城郭研究会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)