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NHK、鉄の沈黙はだれのために 番組改変事件10年目の告白

出版社名 柏書房
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-7601-3841-8
4-7601-3841-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 286P 20cm

商品内容

要旨

事件から一〇年がたとうとしているいま、あらためて、NHKはだれのためにあるのかを問いたい。沈黙はなにも解決してくれない。毎日毎日人の道を説き、社会のありようを提言しつづける放送局が、ふだんの多弁とはうって変わって沈黙を守りつづけるのは、どう考えても不自然だ。いま、すべてが語られねばならない。番組はなぜあれほど無惨に書き変えられたのか。事件後になにがおこなわれ、なにがおこなわれなかったのか―。

目次

事件の現場にいた人々
わたしたちはいまも過ちを続けている
伊東律子さんの死、永遠の沈黙のはじまり
楽観主義と議論不足が火種を生んだ
番組はこうして改ざんされた
やがて虚しき裁判の日々
だれが真実を語り、だれが嘘をついているか
慰安婦問題と天皇の戦争責任について
番組制作の現場を離れるとき
これからの放送、これからの言論のために

出版社
商品紹介

なぜNHKは腐敗したか。闇に葬られた番組改変事件の真相とは。制作現場を最もよく知るインサイダーによるドキュメンタリー。

著者紹介

永田 浩三 (ナガタ コウゾウ)  
1954年大阪生まれ。東北大学教育学部教育心理学科卒。1977年NHK入局。1981年、ラジオ・ドキュメンタリー『おじいちゃんハーモニカを吹いて…』で芸術祭賞・放送文化基金賞。ディレクターとして、『ぐるっと海道3万キロ』(アジア放送連合賞)、『日本その心とかたち』、NHK特集「どんなご縁で」(テレビ技術大賞)、『NHKスペシャル』の「又七の海」「社会主義の20世紀」などを担当。1991年からはプロデューサーとして『クローズアップ現代』『NHKスペシャル』を担当し、多くの番組を制作する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)