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キリシタン将軍伊達政宗

出版社名 柏書房
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-7601-4294-1
4-7601-4294-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 319P 20cm

商品内容

要旨

支倉常長がヨーロッパへ渡った真の目的は?政宗が使節団に託した最高機密事項とは?日本のキリスト教徒たちの悲願は、政宗が将軍になることだった!メキシコ、スペイン、イタリア…17世紀の海外文書が暴く驚愕の真実!!

目次

プロローグ 江戸時代初期における日本の対外貿易およびキリシタン政策
第1章 伊達政宗の遣欧使節派遣の計略
第2章 江戸におけるキリシタン迫害と「訪欧使節団」派遣の狙い―政宗、火刑寸前のソテロ神父を救出
第3章 支倉とソテロ、スペインとの外交交渉に苦辛―国王陛下に請願した事項はすべて却下される
第4章 支倉、政宗の名代としてローマ教皇に服従と忠誠を誓う―使節一行がローマを訪れた目的とは
第5章 幻のキリシタン将軍伊達政宗―使節一行がローマ教皇に請願した事柄に対する回答文書から
第6章 使節一行、ローマを出発し、スペインへ戻る―困窮状態に陥り、ソテロ、ジェノバから国王陛下に旅費の援助を求める
第7章 政宗が夢見た「キリシタン帝国」とは―三十万人以上のキリシタンと手を結び、討幕を企てる
第8章 政宗謀叛説を傍証する「東奥老士夜話」―幕府軍による仙台征伐に対する開戦時の「御内試」、邀撃、防御作戦
第9章 政宗、領内のキリシタン弾圧に踏み切る―キリシタン擁護者から弾圧者に変貌
エピローグ ルイス・ソテロ神父のローマ教皇宛て書簡に関する異端審問委員会長官ドン・イバン・セビスコ博士の覚書

著者紹介

大泉 光一 (オオイズミ コウイチ)  
1943年に長野県諏訪市で生まれ、宮城県柴田郡大河原町で育つ。メキシコの国立政経工科大学(IPN)大学院を経て、1977年9月にメキシコのインスティトゥト・デ・エストゥディオス・ウニベルシタリオス経営大学院(IEU)修了。1999年に博士号取得(国際関係・日本大学)。メキシコ国立自治大学(UNAM)東洋研究所研究員、メキシコBANCOMER銀行駐日代表、極東地域担当部長などを歴任。スペイン国立バリャドリード大学客員研究員および客員教授、同大学アジア研究センター顧問、スペイン国立サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学大学院客員教授等を歴任し、日本大学国際関係学部助教授(1980年就任)、同大学・大学院国際関係研究科教授(1987‐2007年)を経て、2007年4月より青森中央学院大学・大学院地域マネジメント研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)