• 本

春画を旅する

出版社名 柏書房
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-7601-4628-4
4-7601-4628-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

春画と出会い、再発見する旅―「恋」をめぐる江戸文化。春画って、こんなにきれいでおおらかで面白い!こころで見る、からだで感じる豊かな浮世絵春画の世界へとご案内いたします。

目次

浮世絵のはじまりに春画あり
春画の成立―墨摺絵の時代(一七世紀後半〜一八世紀前半)
春画の成熟―錦絵の時代(一八世紀後半)
春画の爛熟―色摺春本の時代(一九世紀前半)
春画のルーツをさかのぼる
「恋」をめぐる江戸文化―その表現のかたち
春画のもつ不思議な力―その意外な使い道
小さくなってこっそり覗く―「まねへもん」と豆男の系譜
江戸時代の男前―魚売りと火消し
キスは健康術だった!?―春画と「口吸い」
思わずにやり―春画のなかの小道具
ユーモラスに、怪奇的に―春画と動物
季節ごとの風習を慈しむ―四季の伝統と春画

著者紹介

山本 ゆかり (ヤマモト ユカリ)  
東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(哲学)。美術館学芸員を経て、現在、研究活動とともに、多摩美術大学、和光大学、中央大学非常勤講師として日本美術史、浮世絵などの講義を行う。国際浮世絵学会常任理事。専門は日本美術史、とくに日本近世絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)