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酒が薬で、薬が酒で ビール、ワイン、蒸留酒が紡ぐ医学史

出版社名 柏書房
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-7601-5541-5
4-7601-5541-4
税込価格 2,970円
頁数・縦 357P 19cm

商品内容

要旨

“毒にも薬にもなる”アルコールと医術の切っても切れない歴史。ビールと栄養ドリンク、命の水と陳金術、リキュールと修道院、マラリアとカクテル、禁酒法と薬用アルコール…古代から現代まで、“二人三脚”で進化してきた、酒と薬のめくるめく物語!

目次

第1章 発酵と医術―ギリシアのワイン、ローマの薬、健康的なビール
第2章 錬金術と第五元素―「命の水」を生み出す蒸留術
第3章 修道士と醸造―修道院が生んだリキュール、瘴気に満ちた中世
第4章 科学と酒―プリーストリーと炭酸、パスツールと酵母菌
第5章 苦さと甘さ―アペリティフ、アブサン、アマーロの“実用性”
第6章 蒸留酒と健康―ブドウ、穀物、サトウキビ、アガベの薬効
第7章 毒と薬―「純正食品法」「禁酒法」、そして密造酒
第8章 マラリアとジン・トニック―細菌学と合成染料の意外な関係
第9章 カクテルと現代医学―ミクスト・ドリンクの現在・過去・未来

著者紹介

イングリッシュ,キャンパー (イングリッシュ,キャンパー)   English,Camper
作家。カクテルに関する執筆や講演を中心に活動しており、伝統を再興するクラフトカクテルについて、15年以上にわたって取り上げてきた。「ミクソロジー(カクテルづくり)」においてこだわりを追求し、炭酸化の歴史から透明な氷づくりの科学まで、あらゆることを調べてきた。全仏コニャック専門職事務局の国際コニャック・ライター・オブ・ザ・イヤー、テイルズ・オブ・ザ・カクテル財団のSpirited Awardsでベスト・カクテル・ライターをそれぞれ受賞。世界の飲料業界でもっとも影響力のある100人のひとりに、たびたび選出されている。サンフランシスコ在住
海野 桂 (ウミノ カツラ)  
東京外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)