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踊る幽霊

出版社名 柏書房
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-7601-5566-8
4-7601-5566-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 165P 19cm

商品内容

要旨

巣鴨で踊る老婆、銀座の魔法のステッキ男、流通センターのゆで太郎から始まる妄想、横浜中華街での怪異、不穏な水戸出張…街をめぐる断片的な随筆21篇を収録。

目次

踊る幽霊(巣鴨)
されども廻る(品川)
反芻とダイアローグ(水戸)
スクラップ・スプリング(御茶ノ水)
午前8時のまぼろし(駒込)
老犬とケーキ(東陽町)
タチヒの女(立川)
麺がゆでられる永遠(流通センター)
アフターサービス(横浜)
大観覧車の夜に(お台場)
ウィンドウショッピングにはうってつけの(五反田)
おひとりさま探偵クラブ(銀座)
白昼夢のぱらいそ(箱根)
聖餐(吉祥寺)
愛はどこへもいかない(小岩)
猫の額でサーカス(浅草)
がらんどう(南千住)
さよなら地下迷宮(馬喰町)
(not) lost in translation(渋谷)
見えざる眼(秋葉原)
テールランプの複製(八重洲)

著者紹介

オルタナ旧市街 (オルタナキュウシガイ)  
個人で営む架空の文芸クラブ。2019年より、ネットプリントや文学フリマを中心に創作活動を行う。2022年に自主制作本『一般』と『往還』を発表。空想と現実を行き来しながら、ささいな記憶の断片を書き残すことを志向している。文芸誌『代わりに読む人』、『小説すばる』、『文學界』などにも寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)