日本とロシア 忘れられた交流史
出版社名 | 柏書房 |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-7601-5603-0
(4-7601-5603-8) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 335P 図版16P 19cm |
商品内容
要旨 |
国境も定かでなく、互いに未知の存在だった時代から、私たちはいかに出会い、交流してきたのか?400年の厚みある両国の関係は、「戦争」や「領土問題」だけではなかった!ヒト、モノ、情報の流れに着目した新しい入門書。 |
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目次 |
第1部 初めての対面から、正式な国交樹立まで(ロシアに渡った初の日本人―ニコラスの旅 |
出版社・メーカーコメント
国境も定かでなく、互いに未知の存在だった時代から、私たちはいかに出会い、交流してきたのか?大昔から衝突と融和を繰り返しながら、濃密な交流を展開してきた日本とロシア。戦争や領土問題など、20世紀の対立の陰に隠れ、歴史の暗がりに埋もれてしまった400年の厚みある関係の多面性を、色とりどりのエピソードとともに生き生きと再構築。モノクロ図版約100点、カラー図版約30点と、ビジュアル資料も充実。ヒト、モノ、情報の流れに着目した新しい入門書!“日露関係史を基軸に国際関係史を教えてきた私は、よくこのようなフレーズで両国が歩んだ道程を説明します。日本とロシアは「逆転を繰り返した関係」だと。常に暗いイメージだったわけではなく、もちろんずっと良いイメージだったわけでもなく、「先生」から「ライバル」へ、「敵国」から「同盟国」へと、ジェットコースターのように激しく上下左右に揺れながら、何度もその関係を展開あるいは転回させてきた、ということです。そのダイナミズムを一緒に追究していきましょう。[…]目指すのは、各時代を生きた、そして近くて遠い日露間を行き来していた様々な人の「動き」や「顔」が見える、生き生きとした日露関係史です。”(「はじめに 日露関係の出発点」より)