ハンナ・アーレントのように考える 私たちには世界を変える自由がある
| 出版社名 | 柏書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2026年4月 |
| ISBNコード |
978-4-7601-5655-9
(4-7601-5655-0) |
| 税込価格 | 2,970円 |
| 頁数・縦 | 391P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
全体主義は復活するのか。当時も、そして現在も目の前に迫る危機がある。今こそ彼女の思考を読み直すときだ。 |
|---|---|
| 目次 |
わたしたちが何をしているのかを考える |



出版社・メーカーコメント
アーレントを理解するための入門書は多数刊行されているが、この本の最大の特徴はその応用編であることだ。アーレントの理論をまとめた書籍というものはない。そのため真意を探るには、彼女の思考の軌跡を追って理解しなければならない。しかし、その評価は時代背景や研究者によってまちまちだったりもする。この本は、アーレントが問題提起した時代と同じように移民問題がはびこり、独裁的な政治傾向が強まる現代という、多様性が認められづらく、寛容性が減弱した時代こそ、アーレントは再評価されるべきという観点に立っている。アーレントはそのときどきにおいて大きく思考方向を変えており、単にこう考えていたという事実関係だけでは理解しづらい面がある。そこでその思考の変遷と組み合わせ、なぜ彼女がそのような観点に至ったかを、彼女を取り巻く人物や事件とともに描くことで、思考する人であるアーレントのように、自らもまた、思考することでこの時代を考え直すきっかけを与えてくれることを目的にしている。アーレントの時代に戻り、アーレントとして考えることは、これまでの時間的経過がそれを見えづらくしていることから困難になりつつある。そこで本書は、彼女の生い立ちから、何が起こり誰にどのような影響を受け、その思考が変遷していくのかがわかるように書かれている。それによってどのような状況でアーレントはそう考えるようになり、そしてその思索の深さを追認しつつ理解することで、その時代に流されない確固とした思考法を持つ重要性というものが見えてくる。アーレントに関する大量の資料を駆使し、その意図をわかりやすく提示していく。