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抵抗の文学 国民革命軍将校阿壟の文学と生涯

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-7664-2313-6
4-7664-2313-5
税込価格 6,600円
頁数・縦 348P 22cm

商品内容

要旨

「南京陥落」を中国人としてはじめて長篇小説に書きあげた幻の作家・阿〓(ろう)の獄死はなにを意味するか。中華人民共和国の政治権力闘争のはざまで歴史から抹消され、獄死後の1980年に名誉回復となった文学者・阿〓(ろう)研究の礎となる記念碑的作品。

目次

第1章 国民革命軍将校陳守梅と文学者阿〓(ろう)―少年時代と国民革命軍将校への道、長編小説「南京」の誕生(父母と青少年時代
杭州商人の「学徒」から国民党入党、左派「改組派」への参加 ほか)
第2章 愛と流浪の歳月―重慶での生活、愛情とその破綻(重慶陸軍軍令部少佐としての生活、胡風への思い
重慶陸軍大学学員の生活と張瑞との出会い ほか)
第3章 冤罪の構図―殉道者阿〓(ろう)、その死の意味(杭州戦役から人民共和国建国、上海から天津へ
人民共和国の時代、杭州から天津文壇の指導者へ ほか)
第4章 長編小説「南京」とその意義―半世紀を経て甦る戦争文学(長編小説「南京」の概要―中国語版『南京血祭』と日本語版『南京慟哭』
作品『南京血祭』の性格 ほか)
第5章 阿〓(ろう)の詩論について―抵抗の詩人阿〓(ろう)(阿〓(ろう)詩論研究の立場
阿〓(ろう)詩論の骨格―詩と詩人について ほか)

著者紹介

関根 謙 (セキネ ケン)  
1951年福島県生まれ。文化大革命直前の中国大連で中学時代3年間を過ごす。慶應義塾大学大学院修士課程修了。専攻は中国現代文学。現在、慶應義塾大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)