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新しい女は瞬間である 尾竹紅吉/富本一枝著作集

出版社名 皓星社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-7744-0795-1
4-7744-0795-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 363P 19cm

商品内容

要旨

大正時代、フェミニズムを説き、アートを説き、女であることを諦めなかった一人の芸術家がいた。男性中心主義の美術の世界で筆をとり、また10代で参加した『青鞜』誌上では女を愛し、バーや遊郭を見学し、その自由奔放なふるまいから猛烈なバッシングを経験。その後、妻として、三児を育てる母として、社会を見つめ続けた。

目次

第1部 創作―私は太陽をみてゐる(息の動き
浅草から帰へつて(らいてうに)
断章5つ
私の命
草と小鳥と魚と神様
貧しき隣人
神さまが腹をたてた話)
第2部 随筆―私は―やっぱり女です(告白
或る夜と、或る朝 ほか)
第3部 評論―新しい女は瞬間である(新しい女は瞬間である
現代婦人画家の群に寄す ほか)
第4部 インタビュー―芽をこぼし飛び散らして(謂ゆる新しき女との対話―尾竹紅吉と一青年
富本一枝先生をおたずねして)
解説(祖母のこと
解説 今日の芸術家としての尾竹紅吉/富本一枝)

著者紹介

足立 元 (アダチ ゲン)  
1977年東京都生まれ。日本近現代の美術史・視覚社会史を研究。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業、同大学大学院美術研究科博士後期課程修了。現在、二松學舎大学文学部国文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)