• 本

僕の狂ったフェミ彼女

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7816-2063-3
4-7816-2063-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 335P 19cm

商品内容

要旨

「世の中が私をフェミニストにするんだよ」主人公「僕」の視点で描かれる、フェミニストの彼女の姿。そこには、今をいきる私たちの「現実」が詰まっている―。韓国でドラマ化・映画化決定の衝撃作。

出版社・メーカーコメント

たくましい娘、可愛いおじさん、驚くべきおばさん。韓国で注目の気鋭作家が、家父長制の先の家族を描いた新感覚ホームコメディ! この小説は家父長でも家母長でもない娘が家長(家女長)で主人公。厳しい祖父が統治する家で生まれた女の子・スラがすくすく育って家庭を統治する。作文を家業に家を興した娘が、一家の経済権と主権を握る。家父長の家では決してありえないような美しくて痛快な革命が続くかと思ったら、家父長が犯したミスを家女長も踏襲したりする。家女長が家の勢力を握ってから、家族メンバー1に転落した元家父長は、自ら権威を手放すことで可愛くて面白い中年男性として存在感を表す。スラはどの家父長よりも合理的で立派な家長になりたいと思っているが、スラの家女長革命は果たして皆を幸せにすることができるだろうか。

著者紹介

ミン ジヒョン (ミン ジヒョン)  
1986年生まれ。西江(ソガン)大学校で国文学と新聞放送学、日本学を学ぶ。2008年に日本に交換留学した際には東北大学の学友会映画部De Palmaに所属し、自主映画『あんにょん、サヨナラ』を制作した。韓国芸術総合学校の映像院映画科大学院で劇映画シナリオを専攻。2015年に『朝鮮公務員呉希吉(オヒギル)伝』で「大韓民国ストーリー公募大展」優秀賞を受賞し、2019年にはテレビドラマ『レバレッジ―最高の詐欺師たち―』の脚本を執筆。映画とドラマの現場で脚本家を務めながら、「韓国映画性平等センター」に所属し、性暴力予防教育講師としても活動中
加藤 慧 (カトウ ケイ)  
1986年生まれ。東北大学工学部卒、同大学院博士課程科目修了退学。2013年に漢陽(ハニャン)大学校大学院に交換留学し韓国建築史を学ぶ。オンラインでレッスンを行うほか、宮城学院女子大学、東北学院大学で韓国・朝鮮語の授業を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)