• 本

ボビー・ギレスピー自伝 Tenement Kid

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-7816-2099-2
4-7816-2099-X
税込価格 3,000円
頁数・縦 463P 図版16P 22cm

商品内容

要旨

『スクリーマデリカ』で90年代が始まる。サッチャーに奪われ、アシッド・ハウスに救われた狂騒と祝祭の物語。パンクへの目覚め、ジーザス&メリー・チェイン加入、プライマル・スクリーム結成、アンドリュー・ウェザオールとの出会い、歴史的名盤『スクリーマデリカ』誕生―セックス、ドラッグ、ロックンロールの体現者がすべてを語り尽くす。

目次

1(1961‐1977)(スプリングバーン育ち、それが俺だ
服はアーサー・ブラック、パンツはハイウエスト(ザ・マウントでのスクール・デイズ) ほか)
2(1977‐1981)(見習いパンク
新たな宗教 ほか)
3(1982‐1985)(グラスゴー労働者階級のインダストリアル・ブルーズ
スカイブルーのヴォックス・ファントムの叫び ほか)
4(1986‐1991)(ソニックの花、ストロベリーの飛びだしナイフ
ブライトン・ロック ほか)

出版社・メーカーコメント

ラフ・トレード ブック・オブ・ザ・イヤー!NME ブック・オブ・ザ・イヤー!「俺たちは自由に、やりたいことをやりたい。ラリって(ローデッド)、楽しんで、パーティをするんだよ」『スクリーマデリカ』で90年代が始まる。サッチャーに奪われ、アシッド・ハウスに救われた、狂騒と祝祭の物語。グラスゴーのロック少年はいかに真のロックスターになったのか?パンクへの目覚め、ジーザス&メリー・チェイン加入、プライマル・スクリーム結成、アンドリュー・ウェザオールとの出会い、歴史的名盤『スクリーマデリカ』誕生――プライマル・スクリームのフロントマンがセックス、ドラッグ、ロックンロールのすべてを語り尽くす。「ギレスピーはロックンロールのオリバー・ツイスト。パンク・ロックのお伽話は剃刀のように鋭く、階級闘争と音楽とスタイルに切り込む。そしてここには世界最高のバンドのひとつが導きだした、他にはない世界観がある。読むのをやめられなかった」??コートニー・ラヴ「ロックンロールのスピリットをひとりの人間に閉じ込めたら、ボビー・ギレスピーになるだろう。この本はロックする人生だけでなく、それを形成した労働者階級文化の美しさを肯定している。私は読みながら喜びの涙がこみあげ、同時に我々が失ってしまったものに大きな怒りを感じた」??アーヴィン・ウェルシュ(小説家、『トレインスポッティング』原作者)1961年の夏、ボビー・ギレスピーはグラスゴー・スプリングバーンの労働者階級の一家に生まれる。16歳で退学し、印刷工の見習いとして働きだした彼は、フィル・ライノットから稲妻のようにロックンロールの啓示を受ける。運命は、セックス・ピストルズとパンク・ロックの登場で決定された。それは階級制度に反抗する、聖像破壊のヴィジョンだった。そしてボビーはついにアーティストとなり、ジーザス&メリー・チェイン、さらにはプライマル・スクリームを始動する。90年代へ移ると、ボビーの旅はさらに加速する。サマー・オブ・ラブ、ボーイズ・オウンのパーティ、アンドリュー・ウェザオールとの運命的な出会い。新たなエレクトロニック・ソウル・ミュージックがイギリスの意識を動かし、「90年代を始めた」と言われるアルバム『スクリーマデリカ』をリリースする。それは世紀末ブリティッシュ・ポップの未来を過激に作り変えた、ロックンロールの使徒の喜びと驚きに溢れた一枚だった。

著者紹介

ギレスピー,ボビー (ギレスピー,ボビー)   Gillespie,Robert“Bobby”
1961年6月22日生まれ、スコットランド、グラスゴーのスプリングバーン出身。シンガー、ソングライター、プライマル・スクリームの創設メンバー。1982年、ジム・ビーティとともにプライマル・スクリームを結成。アンドリュー・イネスとロバート・ヤングが加入後、1987年にデビュー・アルバム『ソニック・フラワー・グルーヴ』をリリース。1989年に『プライマル・スクリーム』、1991年には歴史的名盤『スクリーマデリカ』を発表。その後、計11枚のアルバムを発表。“ローデッド”、“カム・トゥギャザー”、“ムーヴィン・オン・アップ”、“ロックス”、“カントリー・ガール”などのアンセムがある
萩原 麻理 (ハギハラ マリ)  
1967年兵庫県生まれ。東京外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)