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ヒトゲノムの光と影 五人の研究者との対話

ポピュラーサイエンス 236

出版社名 裳華房
出版年月 2001年8月
ISBNコード 978-4-7853-8736-5
4-7853-8736-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 171P 19cm

商品内容

要旨

本書は、ヒトゲノム解析問題について、日本から外国を客観的にみると共に、外国と日本の違いを明確に示し、さらに一般市民の視点まで加えた本である。

目次

プロローグ ヒトゲノム解析研究はシューズを履いてスタートラインに立つ
1章 ゲノム情報から新しい薬をつくる―カーリー・ステファソン博士(アイスランド、デコード・ジェネティクス社代表取締役社長)
2章 人は遺伝子のみにて創られているのか?―アイナール・アルナソン博士(アイスランド、非政府組織・マンバーント代表)
3章 保険会社は遺伝子産業の主役になるか?―フランツ・ジョゼフ・ワール氏(欧州保険委員会本部長)
4章 医療のニューウェーブ―ウォルター・ボドマー卿(オックスフォード大学ハートフォード校学長)
5章 遺伝子診断ってどんなもの?―福嶋義光医学博士(信州大学医学部附属病院遺伝子診療部長)

出版社
商品紹介

国民の遺伝情報を巡るアイスランドの現在、遺伝子診断等、内外の研究者との対話から諸問題を考察。

著者紹介

佐伯 洋子 (サエキ ヨウコ)  
本名、今栄子。1975年東京都立大学人文学部卒業。石油化学プラント領域の翻訳に従事した後、1984年(株)アイ・シー・オーを設立。製薬業界での薬事申請関連総合ドキュメンテーションなどの活動を展開し、現在同社代表取締役。21世紀の地球にすむ私たちにとって、どのような科学技術が必要不可欠であり、ヒトの生存にいかに貢献するかを文科系の人間の視点から考えていくことをライフワークと定めている
武部 啓 (タケベ ヒラク)  
1957年東京大学理学部生物学科(植物課程)卒業。京都大学医学部、医学研究科教授を1998年に定年退官後、現在は近畿大学教授。ライフワークのDNA修復の研究に加えて、1985年ごろから生命倫理、とくにヒトゲノム解析に伴う倫理的課題に深い関心を寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)