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考古地域史論 地域の遺跡・遺物から歴史を描く

出版社名 新泉社
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-7877-0315-6
4-7877-0315-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 284P 20cm

商品内容

要旨

考古資料から原始・古代の歴史を生き生きと描き出す方法と実践例。狩猟とともに落葉広葉樹林が与える植物性食物の積極的な利用によって八ヶ岳山麓に栄えた「井戸尻文化」、海の幸を媒介として広大な関東南部の土地を開拓した人びとによって生みだされた「貝塚文化」の叙述などをとおして、今後の考古学の可能性を追究する。

目次

第1章 考古地域史の構想(考古学における歴史叙述ということ
地域研究の理念と方法・覚書 ほか)
第2章 考古学の先駆者たち―『岡谷市史』より(横道遺跡―滝沢益作さんが残した弥生時代の土器と石器
丸山・海戸遺跡―市内最大の遺跡を記録した両角守一さんの調査 ほか)
第3章 歴史の舞台としての地域―『茅野市史』より(原始・古代の茅野市域
黒耀石と文化の道 ほか)
第4章 「貝塚文化」の展開と遺跡群―『市川市史』より(地域と時代の背景
遺跡群の構成と地域社会)
第5章 考古地域史の方法・試論(縄文時代の地域性と文化の動態
「井戸尻文化」把握の試み ほか)

著者紹介

戸沢 充則 (トザワ ミツノリ)  
1932年、長野県生まれ。考古学者。1945年秋、旧制中学校1年生の時に、学校の裏山で縄文土器片を拾った感動から考古学の道を歩む。高校生時代には、藤森栄一氏の主宰する「諏訪考古学研究所」に参加。その後、明治大学文学部考古学専攻に進学。以後、明大で岩宿時代・縄文時代の研究と学生の指導をつづけ、明大考古学博物館長、文学部長、学長を歴任。2000年3月に退職。明治大学名誉教授。その一方、「市民の考古学」をモットーに各地で市民参加の発掘調査、考古地域史研究を実践する。2000年12月より2002年6月にかけて、日本考古学協会の「前・中期旧石器問題調査研究特別委員会」委員長として、旧石器発掘捏造事件の検証調査にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)