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地産地消の経済学 生命系の世界からみた環境と経済

出版社名 新泉社
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-7877-0806-9
4-7877-0806-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 265P 20cm

商品内容

要旨

「その土地で採れたものをその土地で食べる」食の原点であり、人類が永い間生きるために行ってきた営みから、21世紀の「環境と経済の学」を構想する。

目次

生命系の世界からみた環境と経済
1 生産地と消費地が直結する世界(今なぜ、地産地消か
地産地消の実践
市場経済志向からの脱出と「地産地消の経済学」)
2 環境と経済の世界(市場経済と環境と経済
生命系の世界とマルクスの環境思想
水と土と循環型社会)
3 自然と共に生きる世界(水田の水利用と土地利用
自然と土にふれる生活
ため池再発見)
再び、生命系の世界からみた環境と経済

著者紹介

池本 廣希 (イケモト ヒロキ)  
兵庫大学経済情報学部教授。専門、環境経済学、農業経済学、食料経済。1947年、鳥取県倉吉市生まれ。九州大学大学院農政経済学科博士課程単位取得修了。千歯扱き発案者の末裔。大学院生の頃、保田茂先生に連れ立ってテントを担いで全国の有機農業の実践農家を訪問した。目下、兵庫大学ため池研究員を兼ね、ため池を中心とした地域問題、米問題、環境問題、食の安全・安心の問題等にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)