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鎮護国家の大伽藍・武蔵国分寺

シリーズ「遺跡を学ぶ」 052

出版社名 新泉社
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-7877-0932-5
4-7877-0932-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

奈良時代の中頃、天然痘の流行、飢饉、藤原広嗣の乱など王権の危機に直面した聖武天皇は、各国に国分寺の建立を命じた。そして都からはるか遠く離れた武蔵国に、諸国の国分寺のなかでも最大の規模をほこる僧寺・尼寺が造営された。大伽藍の威容とその変遷を語る。

目次

第1章 「国華にふさわしい好処」に建つ(曠遠なる国の国分寺
国分寺造営の背景)
第2章 江戸時代に始まる探究(江戸時代の地誌ブーム
科学的調査の出発点)
第3章 武蔵国分寺を掘る(発掘調査が始まる
大伽藍の範囲
尼寺跡の調査
東山道武蔵路)
第4章 大伽藍の威容とその変遷(寺跡の構造
武蔵国分寺の変遷
武蔵国分寺の規模
付属諸院
武蔵国分寺の古瓦)
第5章 歴史のまち国分寺(歴史公園
僧寺跡の保存整備)

著者紹介

福田 信夫 (フクダ ノブオ)  
1951年、東京都生まれ。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。東京都国分寺市教育委員会で埋蔵文化財保護行政、国指定史跡武蔵国分寺跡の保存整備に携わる。現在、同教育部ふるさと文化財課課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)