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生活者と社会科学 「戦後啓蒙」と現代

出版社名 新泉社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-7877-1311-7
4-7877-1311-6
税込価格 4,620円
頁数・縦 465P 22cm

商品内容

要旨

グローバル化と3.11以降の現代日本を、丸山眞男・内田義彦・安丸良夫らの戦後社会科学の展開史から考察。「主権在民」という切り口から今日の社会科学のあり方を問う。

目次

第1部 戦後社会科学の視座旋回―「主権在民」理念の主体化をめぐって(自生的社会科学の形成にむけて
丸山眞男の模索―戦後社会科学の一代表者
内田義彦の模索―主体化をめぐる視座の旋回
歴史学における主体化模索の展開と視座の旋回―特に安丸良夫の模索を事例に)
第2部 生活者の側からみた社会科学へ(観察の対象
「個」としての人格的成長論―戦後改革期から高度成長期への展開
等身大の自己形成が求めるもの
生活者の側からみた社会科学へ―社会科学者の立脚点について)
付録 歴史認識の形成にかかわる小篇

著者紹介

寺田 光雄 (テラダ ミツオ)  
1943年12月和歌山県生まれ。1966年和歌山大学経済学部卒業。1972年名古屋大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。同年6月〜2002年3月埼玉大学(教養部、のちに経済学部)教員。担当、社会思想史ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)