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古市古墳群の解明へ 盾塚・鞍塚・珠金塚古墳

シリーズ「遺跡を学ぶ」 105

出版社名 新泉社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-7877-1535-7
4-7877-1535-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

大阪府南東部に広がる大古墳群である古市古墳群は、古墳時代中期の畿内政権を探究する鍵と目されている。おもな大型前方後円墳の調査が制限されている現在、三古墳をはじめこれまでの調査成果の分析が、古墳群全体の解明への糸口を与えてくれる。

目次

第1章 古市古墳群とは(古墳時代中期の大古墳群
盾塚・鞍塚・珠金塚古墳の発掘)
第2章 副葬品の特徴は武器(墳丘と埋葬施設
盾塚古墳の副葬品
鞍塚古墳の副葬品
珠金塚古墳の副葬品
再発掘された盾塚・鞍塚古墳)
第3章 武器の変遷が物語るもの(古墳時代の武器研究
三古墳にみる甲冑の発達
古市古墳群の勢力が生み出した武器)
第4章 古墳時代中期の探究(古市・百舌鳥古墳群という勢力
武器に組み込まれた農工具
三古墳それぞれの特異性と鏡の問題
古市古墳群の変遷と三古墳)
第5章 東アジアのなかの古市古墳群(朝鮮半島との軍事的関係
朝鮮半島での大規模な軍事活動
倭の五王と東アジア)

著者紹介

田中 晋作 (タナカ シンサク)  
1955年大阪府生まれ。関西大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、山口大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)