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北近畿の弥生王墓・大風呂南墳墓

シリーズ「遺跡を学ぶ」 108

出版社名 新泉社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-7877-1538-8
4-7877-1538-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

丹後半島の付け根、日本三景の一つ天橋立をのぞむ丘陵上の弥生墳墓から、全国的に珍しいライトブルーの輝きを放つガラスの腕輪が出土した。鉄製武器も副葬し大陸とのかかわりがうかがえる“王墓”から、弥生時代の北近畿に生まれいづる「クニ」の姿を探究する。

目次

第1章 蒼きガラスの腕輪(天橋立を見下ろす丘陵
ライトブルーのガラス釧)
第2章 北近畿の「王」の墓(大風呂南墳墓の発掘
華やかな副葬品
被葬者をさぐる)
第3章 王墓への道―弥生中期(丘陵上の墳墓
集落のなかの墳墓
日本海側に広がる方形貼石墓)
第4章 王墓の展開―弥生後期(弥生王墓の誕生
三者三様の墳墓
発展する墳墓
最後の弥生王墓)
第5章 東アジアのなかの北近畿(中国の歴史書が語る倭のクニグニと北近畿
大和王権誕生後の北近畿)

著者紹介

肥後 弘幸 (ヒゴ ヒロユキ)  
1962年大阪府生まれ。大阪市立大学法学部卒業。1985年京都府教育委員会採用、(財)京都府埋蔵文化財調査研究センター、京都府教育庁文化財保護課、京都府立山城郷土資料館に勤務。現在、公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター総務課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)