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ピュドロさん、美食批評家はいったい何の役に立つんですか?

出版社名 新泉社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-7877-1913-3
4-7877-1913-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 261P 20cm

商品内容

要旨

パリのレストラン格付けガイド『Pudlo PARIS』が好評の著者が、フランスのレストラン、シェフ、料理、そしてグルメを辛口批評し、ガストロノミ(美食)とは何かを熱く語る。

目次

常軌を逸した者の仕事
ある天職の創生
誤解される見かけ
舞台裏のさらに背後に
必然的偏愛
序列化の意味
正確を期すのは不愉快な欠点ではない
口に頬張ったまま喋る
変動する世界
物書きという仕事
目玉焼きの詩学
夢見させ、垂涎させる
知られていないことと高名なこと
汝自らを知れ
著名な先達たちについて
批評の制度化
嗅覚を用いて
流行の波に乗る
影響力をもつ者
失われし美味なる食べ物を求めて
悪魔は細部に宿る
意味あるもののみが美味しい
格付けの専門家

著者紹介

ピュドロフスキ,ジル (ピュドロフスキ,ジル)   Pudlowski,Gilles
1950年、アルザス=ロレーヌ地方モーゼル県メス市に生まれる。パリ政治学院を卒業後、ジャーナリズムの世界へ。『ゴー=ミヨ』で有名なクリスチャン・ミヨのもとで研鑽を積み、美食批評家として独立。1990年から毎年、パリのレストラン格付け本『ピュドロ・パリ』を発行。中央の有名媒体の他、地元アルザス=ロレーヌの地方紙への寄稿や『ピュドロ』地方版、フランス版も手がける。また、ブログ『皿の上の料理の中の脚』は好評で、フランスを代表する美食批評家として活躍
関 修 (セキ オサム)  
1961年、東京生まれ。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程単位修得退学。東洋大学文学部哲学科助手を経て、明治大学、東京交通短期大学非常勤講師。専攻はフランス現代思想、文化論。(一社)リーファーワイン協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)