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〈社会的排除〉に向き合う授業 考え話し合う子どもたち

出版社名 新泉社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7877-2118-1
4-7877-2118-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 391P 19cm

商品内容

要旨

快適な生活のために「一定の少数者」に苦難を強いていいものなのか。自分が「一定の少数者」になったときに「苦難」は心から受け容れられるものだろうか。「しかたない」と見過ごされる社会の「分断」や「排除」にどう向き合うのか、子どもたちの議論から学ぶ。

目次

第1部 授業編(小学4年 水はどこから―県民の水供給優先かダム底に沈む村民に寄り添うか
小学5年 これからの工業生産と私たち―アパレル産業を中心に
小学5年 シリア内戦と報道―情報産業と私たちのくらし
小学5・6年 近代産業の発展と現在の問い直し―高学年の社会科学習とよりよく生きようとする意識
中学2年 フクシマ問題と災害リスク―災害リスクの解消にむけてのとり組み ほか)
第2部 考察編(教育改革の流れと「私たちの位置」
「排除」に抗する社会科の構築にむけて―「生存保障」と「排除の抑制」の視座から
ダイバーシティを尊重する社会科授業―「多数決」から「少数(意見)の尊重」「個の尊重」へ
コロナ禍の教育実践―社会のさまざまな人びとに考えがおよぶような教育へ
夜間定時制高等学校からみる社会科教育の使命 ほか)

出版社・メーカーコメント

快適な生活のために「一定の少数者」に苦難を強いていいものなのか。自分が「一定の少数者」になったときに「苦難」は心から受け容れられるものだろうか。「しかたない」と見過ごされる社会の「分断」や「排除」にどう向き合うのか、子どもたちの議論から学ぶ。

著者紹介

坂井 俊樹 (サカイ トシキ)  
開智国際大学教育学部教授。博士(教育学)。東京学芸大学名誉教授、日本学術会議連携会員(第二五・二六期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)