地域社会はエネルギーとどう向き合ってきたのか
シリーズ環境社会学講座 2
出版社名 | 新泉社 |
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出版年月 | 2023年7月 |
ISBNコード |
978-4-7877-2302-4
(4-7877-2302-2) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 276,16P 19cm |
商品内容
要旨 |
エネルギーのあり方を問い直し、これからの社会のあり方を考える。近代以降の燃料革命はエネルギーの由来を不可視化し、消費地と供給地の関係に圧倒的な不均衡をもたらし、農山村の社会と自然環境を疲弊させてきた。巨大開発に直面した地域の過去・現在・未来を見つめ、公正なエネルギーへの転換を構想する。 |
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目次 |
序章 環境社会学の視点からどのようにエネルギー問題をとらえることができるのか |
出版社・メーカーコメント
〈エネルギーのあり方を問い直し、これからの社会のあり方を考える。〉近代以降の燃料革命はエネルギーの由来を不可視化し、消費地と供給地の関係に圧倒的な不均衡をもたらし、農山村の社会と自然環境を疲弊させてきた。巨大開発に直面した地域の過去・現在・未来を見つめ、公正なエネルギーへの転換を構想する。〈本書が、望ましいエネルギー転換のあり方を問うにあたってまず行ったのが、私たちのエネルギー利用が誰のどのような犠牲の上に成り立つものであったのかを直視し直すことであった。そして、犠牲を強いられがちな人びとがエネルギー資源や施設といかに向き合ってきたのかについて、歴史をさかのぼりながらとらえ直す作業であった。 誰の健康も生活も犠牲にせずエネルギーを生み出すことは容易ではない。だからこそ、「公正なエネルギー」への転換は、世代内と世代間の双方において「公正な社会」への転換を要請する。ーー編者〉【執筆者】山本信次/中澤秀雄/浜本篤史/山室敦嗣/西城戸 誠/古屋将太/本巣芽美/丸山康司/石山徳子/立石裕二/寺林暁良