持続可能な社会への転換はなぜ難しいのか
シリーズ環境社会学講座 5
出版社名 | 新泉社 |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-7877-2405-2
(4-7877-2405-3) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 286,18P 19cm |
商品内容
要旨 |
個別の環境問題の解決を社会の転換に結びつけるために。持続可能な社会への転換は多くの人に共有されている目標であり、数々の取り組みが行われてきたにもかかわらず、なぜ達成できないのか。不正義の解消と公正の実現を追求しながら、個別の取り組みの成果を社会の変化につなげる道筋を探り、持続可能な社会への転換を達成する方途を考える。 |
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目次 |
持続可能性とは何か |
出版社・メーカーコメント
〈個別の環境問題の解決を社会の転換に結びつけるために〉持続可能な社会への転換は多くの人に共有されている目標であり、数々の取り組みが行われてきたにもかかわらず、なぜ達成できないのか。不正義の解消と公正の実現を追求しながら、個別の取り組みの成果を社会の変化につなげる道筋を探り、持続可能な社会への転換を達成する方途を考える。〈なぜ、環境問題の解決は目標に向かって一直線に進まないのだろうか。何が紆余曲折を生み出すのだろうか。本書の立場は、個別の環境問題の一部については部分的に解決しているととらえるものの、社会全体では持続可能な方向に進んではいないと考える。持続可能な社会への転換は、既存の取り組みの延長では実現しないだろう。社会の大きな変化が伴うことを視野に入れておく必要がある。転換の実現は、今ある社会を前提とした常識が変化することでもある。常識を見直しながら必要となる変化に柔軟に対応していくことで、持続可能な社会への転換の道筋がみえてくるのである。ーー編者〉【執筆者】立石裕二/篠木幹子/藤原なつみ/金太宇/笹岡正俊/佐藤圭一/小野奈々/スティーブン・R・マックグリービー/大門信也