社会運動は何を行うのか 運動行為論の構築へ向けて
出版社名 | 新泉社 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-7877-2502-8
(4-7877-2502-5) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 189P 22cm |
商品内容
要旨 |
近年、群衆的でアクション中心の運動が増加しつつある。そこでは組織化も集合的アイデンティティの共有もほとんどなされない。あらためて運動行為そのものを先入観なしに見つめる必要性が高まっているのである。本書では、デモ行進や抗議集会の配置と展開をマップに描き、また運動行為を構成する個人の増減等を描いたビッグデータのグラフを用いて、運動行為を正確に記述していく。 |
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目次 |
序章 本書の目的―社会運動が行うことをとらえる |
出版社・メーカーコメント
現場での運動行為こそ社会運動の核だ。通常、社会運動研究では、リーダーや参加者の主張、組織の戦略を分析することが多い。しかし、本書ではそれらの作業をほとんど行わない。それに代えて、抗議集会やデモ行進などの運動行為がどのようになされるのかを詳細かつ客観的に描く。