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神龍の棲む火の山 奥武蔵より伊豆山、日金山、富士山へ“熊野修験”の影をさぐる

出版社名 梟社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-7877-6334-1
4-7877-6334-2
税込価格 2,860円
頁数・縦 310P 20cm

商品内容

目次

序章 伊豆山、日金山における火ノ神伝承をめぐって
第1章 伊豆山周辺の「龍」と温泉神―社寺に荘厳・祭祀された龍神の諸相
第2章 描かれた「神龍」の地底世界―『走湯山縁起』を旅する
第3章 末代上人と伊豆山、日金山―古代走湯山の山岳仏教と歴史・民俗伝承
第4章 江戸期・走湯山の再興と末代聖人―般若院周道による顕彰とその事蹟
第5章 “荒ぶる不尽”の真景―走湯山と富士山
第6章 「火牟須比命」と火ノ神伝承―日金山「雷電権現」の分祀と主祭神の性格
第7章 伊豆権現と金属伝承―伊豆山より遠野来内へ
終章 奥武蔵の山里に、伊豆山の“火の神”がなぜ祀られたのか

著者紹介

岡倉 捷郎 (オカクラ カツロウ)  
1942年、東京に生まれる。東京教育大学史学科卒業。高等学校教諭を経て、人文系出版社に勤務。『山岳宗教史研究叢書』全18巻をはじめ、主に民俗宗教・修験道関係の企画・編集を手がける。その後、山村民俗の会「あしなか」誌の編集に携わり、房総・奥武蔵を主要舞台に出羽三山・富士山を中心とした山岳信仰の民俗調査をおこなう。その成果を、採訪記録として同誌に寄稿してきたが、昨今は、調査の拠点を伊豆沿岸部の山と海に移し、現在に至っている。著書・論稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)