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江戸艶語

インターナショナル新書 166

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-7976-8166-6
4-7976-8166-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 200P 18cm

商品内容

要旨

歌麿が!源内が!北斎が!べらぼうもびっくり!エロにまつわる言葉から、江戸の日常を読み解く。艶画も多数掲載!

目次

自行安味
九道具

かまをほる
ネコとタチ
長命丸
まぐわい
やれしたがある
虎歩勢
人身御供
魚接勢
なめくじり
甲形
八寸
四ツ目屋
船饅頭
念者
ころぶ
膃肭臍
お抜け参り
出合茶屋
吐淫
立つ

出版社・メーカーコメント

江戸の人たちは言葉でも性を楽しんでいた! 「やれしたがある」「吐淫」「なめくじり」「九道具」「船饅頭」などなど、辞書に載らない、けれど、江戸人の生きた実感そのものの性にまつわる言葉から、江戸のイキイキした日常を読み解いていく。関連する春画&春本も多数掲載! 春画&春本は、生きた日本語の宝庫である。そこで使われている言葉たちは、ググっても出てこない、学校でも教えてくれない、けれど、もっとも人間的で、もっとも日本語らしい、「江戸庶民たちの性も含めたリアルな日常」を知ることができるカギである。庶民たちの深い古典の教養や、当時の流行語、語呂合わせなど、語源や使われ方などをひもときながら、粋でユーモアあふれる江戸のリアルを紹介。 ●「自身安味」(自分で自分の心と体を鎮め穏やかにする行為。つまり自慰のこと)●「九道具」(男根に求められる長さ、大きさ、形など九つの品格のこと)●「やれしたがある」(平賀源内発明の「あら、なんとなく下半身がムラムラとしてきてしまった」という名前の媚薬)●「魚接勢」(三人で性交すること、いわゆる3P。他に「兎歩勢」「鶴の構え」などの体位もある)●「なめくじり」(「舐陰」と書く。男性が女性の陰部を舐め、指で陰部を愛撫すること)●「甲形」(現在で言うコンドーム)●「八寸」(「はっせ」と読む。愛する人とのまぐわいでの悦びを言う)●「四ツ目屋」(日本最古のポルノショップとされる店。精力剤であるイモリの黒焼きの元祖とも)●「船饅頭」(隅田川に浮かべた船中で売春をした下等な遊女。「ふなぎつね」とも言う)などなど、江戸エロ語の世界を、語源や使われ方などをひもときながら紹介。「べらぼう」でも描かれなかった江戸の男や女、武士や町人の、楽しむことをあきらめない、豊かで、したたかな色事の世界へ。

著者紹介

山口 謠司 (ヤマグチ ヨウジ)  
大東文化大学名誉教授。1963年、長崎県生まれ。平成国際大学情報デザイン学部顧問。フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て現職。『日本語を作った男 上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)で第二九回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)