• 本

身体のダイアローグ 佐藤学対談集

出版社名 太郎次郎社
出版年月 2002年4月
ISBNコード 978-4-8118-0665-5
4-8118-0665-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 213P 20cm

商品内容

要旨

多様なジャンルを交差する8編の対話は、ポスト・バブル、ポスト・オウム以後の思想と文化の混乱を読み解き、教育を覆うニヒリズムを内破する言葉を創出して、学びの身体を蘇生する。

目次

1 喪失する身体(教育における死と身体―唯脳化社会から生身のからだをとり返す(養老孟司)
分裂する魂と肉体―「透明な存在」を生きる子どもたちへ(藤原新也)
魂の危機を越えて―祈りの復権へ(中沢新一))
2 表現する身体(ことばはからだぐるみで―できあいの物語を拒絶する(谷川俊太郎)
創造という経験―「自己表現」の呪縛を越える(三善晃
松岡心平)
装置としての学校―建築を変えたら、何が起こる?(芦原太郎
鮎川透))
3 交差する身体(若者たちの二十一世紀―「生産と競争」から「再生産と循環」の社会へ(趙恵貞)
国民国家と教育―近代史を脱構築する(栗原彬))

著者紹介

佐藤 学 (サトウ マナブ)  
1951年広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。東京大学大学院教育学研究科教授。教育方法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)