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きりのなかのはりねずみ

世界傑作絵本シリーズ

出版社名 福音館書店
出版年月 2000年10月
ISBNコード 978-4-8340-1705-2
4-8340-1705-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 1冊 31cm

商品内容

文学賞情報

2001年 第48回 産経児童出版文化賞受賞

要旨

きりのなかではりねずみが体験したのは、あこがれ、おどろき、おそれ、そして、よろこび…、そう、人生そのものなんだ。映像の詩人と呼ばれ、世界的に評価の高いロシアのアニメーション作家ノルシュテインが、短編アニメーションの傑作『きりのなかのはりねずみ』を、新たに絵本として見事に表現してくれました。絵は、ノルシュテイン作品の美術監督でパートナーでもあるヤルブーソヴァが担当。詩情あふれる、美しく、味わい深い絵本です。

著者紹介

コズロフ,セルゲイ Kozlov,Sergey
1939年、モスクワ生まれ。現代ロシアを代表する児童文学作家。1962年に最初の本『おひさまがこわれた』を発表して以来、子供のためのお話、詩、自然や動物についての短編など30冊以上の本を執筆し、世界各国で翻訳出版されている。日本で翻訳出版されたものに『ハリネズミくんと森のともだち』(岩波書店)がある
ノルシュテイン,ユーリー Norshteyn,Yury
1941年、ロシア、ペンザ州アンドレーエフカ村(疎開先)で生まれる。1943年からモスクワ在住。1961年にアニメーション美術上級コースを卒業し、アニメーション連盟に就職。絵画に転向しようと美術学校入学の試験準備を始めるが、セルゲイ・エイゼンシュテイン全集に触発され、アニメーション監督の道を選ぶ。(エイゼンシュテインはソ連映画の開拓者で、モンタージュ理論により映画芸術に大きな功績を残した人物。)アニメーション作品としては《きつねとうさぎ》、《あおさぎとつる》、《話の話》、それと、本書のもとになった《きりのなかのはりねずみ》などがある。現在、ゴーゴリ原作の《外套》のアニメーションを製作中
ヤルブーソヴァ,フランチェスカ Yarbusova,Francheska
1942年、アルマータ(カザフスタン)で生まれ、モスクワで育つ。普通の学校に通うかたわら12歳から美術学校に通う。1967年にモスクワ映画大学美術学科を卒業。アニメーション連盟に就職し、アニメーションの美術監督として働く。ノルシュテイン監督による作品《きりのなかのはりねずみ》、《話の話》の美術監督として繊細で美しい映像を実現する。ノルシュテインとは、私生活でもパートナーである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)