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80年代音楽ノート

出版社名 ホーム社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-8342-5381-8
4-8342-5381-3
税込価格 1,870円
頁数・縦 271P 19cm

商品内容

要旨

音楽評論家・田家秀樹が、ライブやインタビューの現場で見てきたアーティストの姿や言葉、制作秘話をつぶさに描く。彼らの挑戦の数々から浮かび上がる、懐かしくて新しい80年代―。知られざるエピソードも満載!

目次

1980年(新時代を告げた衝撃のパラシュート
シャネルズ、日本語でドゥーワップ ほか)
1981年(松本隆が描いた「大人の失恋」の歴史的ヒット
時代を超えるポップスの金字塔『ロンバケ』 ほか)
1982年(「花の82年組」で異彩を放つ
10代の主演が歌う映画主題歌の大ヒット ほか)
1983年(山下達郎30歳、「夏と海」を抜け出す試み
「そこは全部プールなんですよ」 ほか)
1984年(松本隆から大滝詠一への「別れの手紙」
ドゥーワップの街から来たロックアイドル ほか)
1985年(ステージに血を塗りたくるような痛々しさ
80年代最大の音楽イベント ほか)
1986年(ボーカリストに徹するという決意
命を宿す女性の「大きな歌」 ほか)
1987年(ミュージシャンのショーケンは「月」
結婚か仕事か、揺れる時期に ほか)
1988年(光GENJIのスタートとチャゲアス
疑わなかった美空ひばりの「完全復活」 ほか)
1989年(昭和と平成をつなぐ曲「川の流れのように」
一つの時代の終わり ほか)

出版社・メーカーコメント

ポップ・ミュージックの画期が鮮やかに蘇る、懐かしくて新しい1冊。音楽評論家・田家秀樹が、80年代にライブやインタビューで目撃したアーティストの姿や発した言葉、制作秘話をつぶさに描く。常に現場にいた著者だからこそ書ける舞台裏、知られざるエピソードも満載! スマホをかざしてSpotifyコードで当時の曲を聴きながら読めます。80年〜89年の各年のプレイリスト(Spotify、Apple Music、Amazon Music)も掲載。「シティポップ」の再評価で注目されている80年代日本の音楽。共同通信が配信、地方紙に掲載された人気連載「80年代ノート」に加筆した本書は、79年12月、各アーティストが新時代への意思を告げたコンサートのMCから始まる。そして劇的な80年代。佐野元春の登場、大滝詠一と松本隆の関係、流行先取りのユーミン、尾崎豊のステージ、ガールズロック……。オフコース、浜田省吾、BOOWYなどの成功までの道のりや、苦悩も描かれる。【掲載アーティスト】甲斐バンド、吉田拓郎、沢田研二、シャネルズ、佐野元春、オフコース、松田聖子、RCサクセション、浜田省吾、山下達郎、YMO、サザンオールスターズ、五輪真弓、松任谷由実、小室等、井上陽水、寺尾聰、大滝詠一、南佳孝、加藤和彦、アナーキー、松山千春、アリス、中森明菜、薬師丸ひろ子、中島みゆき、あみん、矢沢永吉、THE ALFEE、CHAGE and ASKA、安全地帯、チェッカーズ、竹内まりや、TM NETWORK、尾崎豊、はっぴいえんど、BOOWY、REBECCA、ハウンド・ドッグ、中村あゆみ、渡辺美里、BARBEE BOYS、米米CLUB、1986オメガトライブ、長渕剛、萩原健一、THE BLUE HEARTS、矢野顕子、美空ひばり、BUCK−TICK、大江千里、プリンセス プリンセス、THE BOOM、DREAMS COME TRUE、UNICORN、他(掲載順)重松清さん推薦!田家さんは、いつだって「あの日の、あの瞬間」にいたんだ。【著者プロフィール】田家秀樹 (たけひでき) 音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、ラジオの音楽番組パーソナリティー。日本のロック、ポップスを創生期から見続けている。1946年、千葉県生まれ。中央大学法学部政治学科卒業。

著者紹介

田家 秀樹 (タケ ヒデキ)  
音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、ラジオの音楽番組パーソナリティー。日本のロック、ポップスを創生期から見続けている。1946年、千葉県生まれ。中央大学法学部政治学科卒業。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者になる。文化放送「セイ!ヤング」などの放送作家、「レタス」(サンリオ)などの若者向け雑誌編集長なども経験。放送作家としては、民間放送連盟賞ラジオエンターテインメント部門で最優秀賞(2001年)や優秀賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)