• 本

漫画君たちはどう生きるか

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-8387-2947-0
4-8387-2947-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 334P 21cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全3件

  • ジブリの宮崎駿さんが十年ぶりに監督を務めた映画のタイトルにもなったことで話題となった小説の漫画です。中学生のコペル君が日常体験した事や、そこからの考えをおじさんとのノートにかいていくことで、大切なことに気づいて、自分で答えをだし成長していくお話です。おじさんのことばやコペル君の気づきは私達も身近に感じ、ひびくところがあると思います。この本を通して、当たり前と思っていることを深く考えることで、真実が見え、今をどう生きるか、読みやすい漫画と文章を織り交ぜてあり読みながら考えることができるそんな一冊です。(第三中学校 職場体験学習研修生 コニッシー)

    (2023年9月15日)

  • 漫画君たちはどう生きるか

    80年の時を経て初のマンガ化をされた歴史的名著。本が伝える力、読書のありがたさ、言葉の強さを感じさせてくれる。これほどに読み継がれた本がほかにあるだろうか。時代背景は変わっていても、いっこうに古さを感じさせない。真実とは何か、人はどう生きるかという、生き方への真摯な問いかけを読者に投げかける。はじめてマンガ化されたことで、活字の持つ力が増幅された。子どもが大人になるまでに何度も何度も読み返す最初のきっかけを贈ってあげてください。

    (2018年5月3日)

  • 子供にとっては学びの書。
    大人にとっては反省させられることの多い本。
    読む人・年代によってとらえ方は全然違います。
    あなたはこの本を読んだとき何を感じるでしょうか。
    反省・関心・興味・共感・・・それとも・・・

    (2017年11月19日)

他の書店レビューを見る

商品内容

文学賞情報

2018年 第53回 書店新風賞受賞
2017年 第4回 キミに贈る本大賞受賞

おすすめコメント

NHK『おはよう日本』をはじめ、テレビや新聞書評で大反響!

人間としてあるべき姿を求め続ける コペル君とおじさんの物語。 出版後80年経った今も輝き続ける 歴史的名著が、初のマンガ化! 1937年に出版されて以来、 数多くの人に読み継がれてきた、 吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。 人間としてどう生きればいいのか、 楽しく読んでいるうちに 自然と考えるように書かれた本書は、 子供はもちろん 多くの大人たちにも 共感をもって迎えられてきました。 勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、 昔も今も変わらない人生のテーマに 真摯に向き合う 主人公のコペル君と叔父さん。 二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が 数多く示されています。 そんな時代を超えた名著が、 原作の良さをそのままに、 マンガの形で、今に蘇りました。 初めて読む人はもちろん、 何度か読んだことのある人も、 一度手にとって、 人生を見つめ直すきっかけに してほしい一冊です。 《全国学校図書館協議会選定図書》

出版社・メーカーコメント

<あらすじ>

旧制中学校に通う15歳の少年コペル君、本名は本田潤一。二年前に銀行の重役であったお父さんを亡くし、今は郊外の小ぢんまりとした家に母親とお手伝いさんと暮らしている。 コペル君はある時、家によく遊びに来る母の弟である叔父さんから一冊のノートを渡される。そこには過去に、叔父さんや友人と話したり、考えたりした、さまざまな出来事が記され、それに対する叔父さんからのメッセージが綴られていた。 天文学、化学、物理学、経済学、英雄譚……叔父さんとの対話を続けるうち、コペル君はものの見方や貧困、差別といった社会の構造、人間関係について学ぶ。 そして、親友たちとの間に“ある事件”を起こしたコペル君は「どう生きるか」について深く問いかけられることになる。