• 本

ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

出版社名 英治出版
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-86276-226-9
4-86276-226-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 589P 21cm

書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍

要旨

時代とともに人間の自分自身や社会に対する意識は変わってきている。企業をはじめとする組織の形態も、それに応じて変化や進化をするはずだ。では、現代においてもっとも先端的な組織形態はどういったものだろうか。その問いに答えるのが本書であり、その最新型の組織を「進化型(ティール)組織」と名づけている。それは、数段階の「人類の意識の形態(パラダイム)」の進化を経て到達したものであり、組織を「生命体」や「生物」と同様に捉えるものだ。トップが戦略を立案し引っ張っていくのでも、分権や権限委譲によるボトムアップでもなく、階層を廃し、自らの存在目的にしたがって全員が自主的・自律的に動く組織である。本書では、これまでの人類のパラダイムと組織の進化過程を説明した上で、ビュートゾルフ(ヘルスケア)、モーニング・スター(食品加工)など12の組織の調査結果から判明した進化型組織の特徴や条件を分析している。著者は、マッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わった後に独立したエグゼクティブ・アドバイザー/ファシリテーター。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年03月23日]

商品内容

要旨

上下関係も、売上目標も、予算もない!?従来のアプローチの限界を突破し、圧倒的な成果をあげる組織が世界中で現れている。膨大な事例研究から導かれた新たな経営手法の秘密とは。

目次

第1部 歴史と進化(変化するパラダイム―過去と現在の組織モデル
発達段階について
進化型)
第2部 進化型組織の構造、慣行、文化(三つの突破口と比喩
自主経営/組織構造
自主経営/プロセス
全体性を取り戻すための努力/一般的な慣行
全体性を取り戻すための努力/人事プロセス
存在目的に耳を傾ける
共通の文化特性)
第3部 進化型組織を創造する(必要条件
進化型組織を立ち上げる
組織を変革する
成果
進化型組織と進化型社会)

著者紹介

ラルー,フレデリック (ラルー,フレデリック)   Laloux,Frederic
マッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わったのち、エグゼクティブ・アドバイザー/コーチ/ファシリテーターとして独立
鈴木 立哉 (スズキ タツヤ)  
実務翻訳者。一橋大学社会学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。野村証券勤務などを経て2002年から現職。専門はマクロ経済や金融分野の英文レポートと契約書等の翻訳
嘉村 賢州 (カムラ ケンシュウ)  
場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事。コクリ!プロジェクトディレクター(研究・実証実験)。京都市未来まちづくり100人委員会元運営事務局長。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORGLAB)」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)