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グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界

出版社名 日経ナショナルジオグラフィック社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-86313-499-7
4-86313-499-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 291P 19cm

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要旨

世界中で猛威を振るい、巨大なパンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。いまだ収束の兆しも見えないコロナ禍は、わずかな期間に人々の生活様式をがらりと変えてしまった。だが私たちは、この変化をチャンスと捉え、より良い方向に社会を変えていくこともできるのではないだろうか。本書では、世界経済フォーラム(その年次総会が通称「ダボス会議」)を主宰するクラウス・シュワブ氏ら2人の著者が、新型コロナウイルスによるパンデミックが収束した後(アフターコロナ)に、どんな新しい世界が出現する可能性があるのかを描くとともに、私たちが大きく経済や社会を組み直す「グレート・リセット」をどのように行っていくべきかを論じている。アフターコロナに世界が発展するためには、GDPの量的拡大を指標とするのではなく、すべての市民の幸福と地球の持続可能性を重視した政策が必要と説く。著者のクラウス・シュワブ氏は、世界経済フォーラムの創設者で現在も会長を務める。ティエリ・マルレ氏は個人投資家で、オンラインメディア『マンスリー・バロメーター』の創設者兼代表。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2020年12月2日]

商品内容

目次

第1章 マクロリセット(概念の枠組み:現代社会をあらわす3つのキーワード
経済のリセット
社会的基盤のリセット
地政学的リセット
環境のリセット
テクノロジーのリセット)
第2章 ミクロリセット―産業と企業(ミクロトレンド
産業のリセット)
第3章 個人のリセット(人間らしさの見直し
心身の健康
優先順位を変える)

出版社・メーカーコメント

コロナ禍で世界は一変する。マクロの観点、産業・ビジネスの観点、個人の生活の観点から、ダボス会議の主宰が新しい世界を提示する。

著者紹介

シュワブ,クラウス (シュワブ,クラウス)  
1938年、ドイツ、ラーベンスブルグ生まれ。世界経済フォーラムの創設者で現在も会長を務める。1971年に世界経済フォーラムを設立した。フライブルク大学で経済学博士号、スイス連邦工科大学で工学博士号、ハーバード大学ケネディ行政大学院で行政学修士号を取得。1972年には、同フォーラムの主宰に加え、ジュネーブ大学の教授にも就任。国内外で17の名誉博士号を含む、数多くの賞を受賞している
マルレ,ティエリ (マルレ,ティエリ)  
1961年、フランス、パリ生まれ。オンラインメディア『マンスリー・バロメーター』の創設者であり、現在も代表を務める。世界経済フォーラムのグローバルリスクネットワークを設立し、そのプログラムのリーダーを務めるほか、さまざまな役職を兼任している。フランス国立社会科学高等研究院(パリ)と英国オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジで、経済学と歴史学の修士号ならびに経済学博士号を取得。投資銀行、シンクタンク、学界や政府機関(パリの首相官邸で過ごした3年間を含む)でキャリアを積んできた。現在、フランスのシャモニーで妻マリー・アンと暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)