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日本語教育・日本語学の「次の一手」

出版社名 くろしお出版
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-87424-607-8
4-87424-607-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 206P 19cm

商品内容

要旨

「論文」としては活字にできなかった論考や思い。日本語教育・日本語学の「これから」を考える、著者渾身のエッセー集。

目次

1 日本語教育をめぐって(「WhatなきHow論」の危うさ―文法教育の必要性を問い直す
「文法」でできること―自動詞・他動詞を例に ほか)
2 「やさしい日本語」をめぐって(「やさしい日本語」の本質とその可能性
地域社会における共通言語としての「やさしい日本語」―「教える」から「学び合う」へ ほか)
3 日本語研究の可能性(「世界」との対話をなくした日本語学―寺村文法の継承性をめぐって
「世界」とつながるためのささやかな試み―「見えない冠詞」をめぐって ほか)
4 研究の担い手としての大学院生(院生よ書を取れ
3年先の稽古 ほか)

著者紹介

庵 功雄 (イオリ イサオ)  
1967年大阪府出身。大阪大学文学研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪大学助手、一橋大学講師、准教授を経て、一橋大学国際教育センター教授。専門は日本語教育文法、日本語学、テキスト言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)