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戦国大名北条氏 合戦・外交・領国支配の実像

有隣新書 73

出版社名 有隣堂
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-89660-215-9
4-89660-215-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 193,4P 18cm

商品内容

要旨

今から約五〇〇年前の戦国期は、北条早雲の伊豆国侵攻から一〇〇年続いた動乱の時代をさす。早雲と子の氏綱は相模国を平定し、さらには武蔵国へと支配領域を拡大していった。氏康・氏政の代には伊豆・相模・武蔵三か国を本拠地とする戦国大名となった北条氏は、周辺の戦国大名上杉謙信、武田信玄、徳川家康などと領土争奪戦を繰り広げ、勢力圏を拡大していったが、五代の氏直が、全国平定を目差した豊臣秀吉との小田原合戦に敗れて滅亡する。本書は早雲から氏直にいたる五代の興亡の歴史を概説し、当主と一族や家臣たちの実像を明らかにする。

目次

第1章 北条早雲・氏綱の相模国平定(北条早雲の相模国侵攻
北条早雲・氏綱の戦国大名化への道
北条氏綱の武蔵国への進撃
北条氏綱の相模国支配)
第2章 北条氏康と上杉謙信(第1節 進む支城網の設定
『小田原衆所領役帳』の世界
北条氏康の息子衆たち
隠居後の北条氏康)
第3章 北条氏政と武田信玄(北条氏政を巡る周辺の状況
支城領主の活躍
武田信玄の小田原攻め
抵抗する農民と侍たち)
第4章 北条氏直と徳川家康・豊臣秀吉(北条氏政との二元政治
徳川家康との同盟
豊臣秀吉との交渉
周辺大名の去就)
終章 小田原合戦への道(大篭城作戦への道程
小田原合戦の戦況
北条氏の滅亡
その後の北条氏の家臣たち)

出版社
商品紹介

周辺の戦国大名と領土争奪戦を繰り広げた北条氏。五代にわたる興亡の歴史を概説し、当主と一族や家臣たちの実像を明らかにする。

著者紹介

下山 治久 (シモヤマ ハルヒサ)  
1942年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。角川文化振興財団で、『日本地名大辞典』の編集などに携わる。神奈川県綾瀬市史編纂委員、東京都中央区教育委員会文化財調査指導員などを務め、現在、津久井町史中世部会委員。専門は日本中世史(関東戦国時代史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)