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「上代のことばと文字」入門 上代文学研究法セミナー

出版社名 花鳥社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-909832-31-3
4-909832-31-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 108P 21cm

商品内容

要旨

漢字を構成する三要素“字形・漢字音・字義”を理解するために。『古事記』『日本書紀』『万葉集』『風土記』をはじめ、上代文学作品は漢字のみで記されています。“読む”ためには漢字を理解できていなければなりません。基礎知識とその運用法、工具書とその使用法を解説します。

目次

1 上代文字資料をどのように扱えばよいか(上代文学と国語学―地名「高羅」をどう訓むか
上代の字体入門
原本系『玉篇』の意義と検索方法
六朝口語(唐代口語)をどのように調べるか
国語学の知識と方法をどのように生かすか―上代文学研究における課題を探る)
2 研究状況とこれからの課題(『続日本紀』宣命の語彙をめぐる諸問題
被覆形・露出形の様相
表現から見る『日本書紀』の成立
本簡がことばと文字の研究にもたらした新知見)
3 知っておくべき基本研究文献

著者紹介

瀬間 正之 (セマ マサユキ)  
1958年生まれ。上智大学文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)