• 本

焼畑が地域を豊かにする 火入れからはじめる地域づくり

シリーズ地域の未来に種をまく

出版社名 実生社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-910686-03-5
4-910686-03-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 272,4P 19cm

商品内容

要旨

「焼畑は環境破壊」!?いえいえ、違うんです。森と暮らしを豊かにします!

目次

第1部 焼畑は「環境破壊」か―みなおされる現代の焼畑(今、なぜ焼畑なのか?新たな可能性を紡ぎだす試み
焼畑の現代史―「消滅」から継承・再興へ
焼畑は「よくわからないけれど面白い」)
第2部 全国にひろがる焼畑の輪―焼畑が豊かにする地域(伝統の継承と復興
焼畑カブのブランド化
村外者、移住者と焼畑実践 ほか)
第3部 山を焼く、地域と学ぶ―滋賀県長浜市余呉町(余呉の焼畑プロジェクトと「火野山ひろば」
余呉の焼畑を発展的に受け継ぐ
暮らしを支えた「原野」―女性たちの語りにみる焼畑と山の草地利用 ほか)
番外編 漫画でわかる!大学教員が焼畑をはじめてみた

著者紹介

鈴木 玲治 (スズキ レイジ)  
京都先端科学大学バイオ環境学部教授。1971年生まれ。専門は森林環境学、土壌学。東南アジアと日本での焼畑研究に従事し、火野山ひろばの活動に参加。近年は日本各地の焼畑実践地を訪問し、焼畑を活かした里山再生の可能性を探る
大石 高典 (オオイシ タカノリ)  
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。1978年生まれ。専門は人類学、アフリカ地域研究。アフリカ中部の熱帯林で焼畑農耕民バクウェレとつき合う。農学部での卒業研究以来、日本の焼畑に関心を持ち、火野山ひろばの活動に参加している
増田 和也 (マスダ カズヤ)  
高知大学農林海洋科学部准教授。1971年生まれ。専門は環境人類学、東南アジア地域研究。農山村における社会動態と自然資源利用の関連について研究。インドネシア滞在中に焼畑と出会い、火野山ひろばの活動に関わる
辻本 侑生 (ツジモト ユウキ)  
弘前大学地域創生本部助教。1992年神奈川県生まれ。専門は民俗学・歴史地理学。登山をきっかけに焼畑の世界に魅了され、高校2年生の夏に福井市味見河内を訪問。以降「福井焼き畑の会」の活動に参加し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)