• 本

中学生から知りたいパレスチナのこと

出版社名 ミシマ社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-911226-06-3
4-911226-06-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 216P 19cm

商品内容

要旨

この本から、始まる新しい世界史=「生きるための世界史」。あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために。アラブ、ポーランド、ドイツを専門とする三人の対話からはじめて浮かび上がる「パレスチナ問題」。

目次

1 私たちの問題としてのパレスチナ問題(岡真理「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題―ガザのジェノサイドと近代五百年の植民地主義」
「ユダヤ人のパレスチナ追放による離散」は史実にない
ジェノサイドが終わるだけでは不十分 ほか)
2 小さなひとりの歴史から考える(小山哲「ある書店店主の話―ウクライナとパレスチナの歴史をつなぐもの」
ふたつの戦争のつながり
長い尺度で問題を捉える ほか)
3 鼎談「本当の意味での世界史」を学ぶために(今の世界史は地域史の寄せ集め
「西」とはなんなのか?
ナチズムは近代西洋的価値観の結晶 ほか)

著者紹介

岡 真理 (オカ マリ)  
1960年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題
小山 哲 (コヤマ サトシ)  
1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。専門は西洋史、特にポーランド史
藤原 辰史 (フジハラ タツシ)  
1976年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。専門は現代史、特に食と農の歴史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)